医療・介護関係者の方へ
TO ALL CONCERNED
当院の特徴
1.機能強化型在宅療養支援診療所
当院は機能強化型在宅療養支援診療所です。機能強化型というのは、複数の在宅療養支援診療所が互いに定期的な患者情報共有を行って、不測の事態にそなえてカバーし合える体制をとり、厚生局に届け出している場合に呼称できます。
2.訪問診療体制
訪問診療は通常、医師、診療アシスタント、ドライバーの3名体制でおこなっており、医療処置がある場合などには看護師も同行いたします。
診察時は患者様やご家族との会話をできるだけパソコンに打ち込み、診療内容とともに診療終了後にその場でプリントアウトして、ご自宅にファイルします。それにより、夜、帰宅したご家族なども、昼間の診療内容に触れることができるだけでなく、他職種の方もご利用いただけます。
3.フラットな多職種との関係
在宅医療というのは、病院医療のように常に医師が頂点にいるわけではありません。在宅医療は、生活を支える様々なサービスの一つに過ぎないことから、患者様からすれば、他のサービスを提供する職種の方々と同じ距離にあります。そういう意味では、各職種間はフラットな関係でなければならないと考えています。
4.情報共有の重要性
当院が力を入れている分野に情報共有があります。情報共有のツールとしては、MCS(メディカルケアステーション)というインターネットの仕組みを使っており、院内スタッフ間での患者情報共有に用いています。そのため、全てのスタッフは同じように患者様の把握を行えるので、いつでも、どのスタッフでも外部からの相談や問い合わせに対応できる体制をとっています。
5.多職種間情報共有
MCSは多職種連携にも利用しており、ご利用いただいている事業所は訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所をはじめ、訪問入浴サービスや訪問介護事業所、デイサービスから病院の連携室まで、現在は訪問診療エリア内で150ヶ所を超えています。この利用により、かかわる多職種の皆様は最新の情報をもとに、よりよいサービスが提供できるようになります。
しかし、MCSの利用は、各事業所のご判断にお任せしておりますので、ご利用いただけない事業所とは従来通りのFAXや電話で対応しております。なお、MCSは無料で使用可能で、メールアドレスがあればパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット等でも簡単に利用できます。